ワンワールドトレードセンター/One World Trade Centerからの眺め
2015/09/10
[公開:2015/9/10 更新: 2016/5/21]

グラウンドゼロに新しいワールド・トレード・センター・コンプレックス
ワールドトレードセンターは、あのツインビルだけのことではなく実は7つのビルからなるワールド・トレード・センター・コンプレックスなのだそう。テロの後その跡地は、ワンワールドトレードセンターを含めて6つの超高層ビルと記念碑で再建される予定で、今でも建設中のビルがあります。前回来た時は、ワンワールドトレードセンターも工事中でしたが、完成していてあらたなニューヨークのランドマークになっていました。
こちらのワンワールドトレードセンターは下からも上からも三角でできたなんとも不思議な形のビルで、毎日、展望台へのぼる人の長蛇の列がすごかったです。 マンハッタンのたいていの場所から見えるので、道に迷ったかなと思った時には、このひときわ三角なビルを探して「あ、あのビルがある方が下(南)だな」と目印にしていたほど。ニューヨークは、とてもわかりやすいつくりになっているんだけど、たまに自分がどちらの方向に向いているのかわからなくなるので、どちら方向が上(北)で下(南)なのかさえわかると進む方向がわかります。
ワールド・トーレド・センター・トランスポーテーション・ハブ/World Trade Center Transportation Hub
もともとあったワールド・トーレド・センター駅は、アメリカ同時多発テロ事件の後、2003年に臨時開設され機能していました。私たちの行った2015年の夏には、ハブの一部である通路『ウエスト・コンコース』は通れるようになっていました。ブルックフィールドプレイスへ向かう時に通ったりしていたのですがなんとも未来的。思わずケンジャンプでパシャり。
スペインの建築家サンティアゴ・カラトラバ氏がデザインしたこの駅。とっても奇抜。しかも駅建設費用40億ドル(約4,000億円)という膨大な額が!! すごい高額な駅ですが、ニューヨークとニュージャージーを結ぶパストレインのターミナル駅となり、周辺の地下鉄2、3、4、5、A、C、J、Zの8路線と連結し、そしてワンワールドトレードセンターやブルックフィールドプレイスなど周辺地域にも接続されるものすごい巨大ハブなんですって。
2016年8月以降には、大型のショッピング・レストラン街もオープンする予定なのだそう。 もう一部分が公開されていて、インスタグラムなどで観たのですが、なんだかすごい。次回訪れるのが楽しみです。
高速エレベータで102階の展望台へ
2015年5月29日(金)に『ワン・ワールド・トレード・センター』(One World Trade Center)の展望台(Observatory)が一般向けオープンしたばかり!!せっかくなので行ってきました。全長1,776フィート(アメリカがイギリスから独立した1,776年にちなんだもの、541メートル)の104階建て。明るい時間か夜景の時間か悩んだのですが、ハイシーズンのためお昼の時間帯は混んでいたので、夜の時間帯にしました。
空港のようなセキュリティチェックを通過し、展望台のある102階までエレベーターに乗ります。その内部にはディスプレイが設置されており、過去から現在に至るニューヨークの街並みの変遷を、映像でみることができます。時間にして、47秒。早いっ!!降りると今度は、『SEE FOREVER THEATER』という3D映像を鑑賞するところに行きます。ニューヨークの街並みや、来る途中でも流れていたこのビルの建設にかかわった方々が想いを語る映像などが流れ.......
そして、展望台へ。というさすがエンターテイメントの国!!
101階に降りて、ぐるーっと回ってみます。エンパイアステートビルもとても小さく見えます。ちょっと『ザ・ニューヨーク』の建物から離れているので、そーゆー夜景を見たい場合は、エンパイアステートビルの展望台やトップ・オブ・ザ・ロック展望台の方がひしひしと感じられるかもしれませんね。旅の最後のほうに行ったのでいろいろと「あそこに行ったね」と思い出を振り返りました。それにしてもこの街は、本当に夜景がきれい。次回は明るい時間から陽の落ちる時間に行ってみたい。ものすごい景色がみれそう。
ビデオでヴァーチャルツアー
ぜひ、ケンのヴァーチャルツアーをご体験ください。
『ワン・ワールド・タワーの展望台』編
インフォメーション
ワンワールドトレードセンター
One World Trade Center
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