ボタニカル・アートに浸る
2016/01/22
「世界遺産キュー王立植物園所蔵 イングリッシュ・ガーデン 英国に集う花々」
2016年1月16日(土)から、パナソニック 汐留ミュージアムにて、開催中。
いつもはあまり絵画は観に行かないのですが、なぜかこれは気になり初日に行ってきました。
2003年にはユネスコ世界遺産(文化遺産)にも登録されたキュー王立植物園。
1759年にリッチモンド宮殿に所属する施設として造られ、英国王の私的な庭園として始まったのだそう。
今では、約22万点のボタニカル・アートを収蔵しているんだって。
ロンドン中心部から電車で30分のところにあり、なんと120万平方メートルもの広い敷地。
展示会場の入り口にはキュー王立植物園の地図があったのですが、温室や庭園があり、なんと日本庭園もありました。
展示会場には、ボタニカル・アート(植物画)、工芸品を含めた約150点を展示。 これがまたおもしろいのですよ。 植物をものすごく細かく観察して描いているので、植物の不思議がよくわかるのです。 描写の上手さはもちろん、観察眼の素晴らしさ。 ここから水をぐーっと吸って、ここから分かれてこっちまで行き渡らせるんだなぁ。 とか、ふだん目にすることのない仕組みを見ることが出来るんですっ!!
いろいろな映画などに出てくるエイリアンって、きっとこういう植物をみた人が イメージを膨らませてつくったに違いないと確信しました。 だって、みんな動いて喋り出しそうだったもの。
ボタニカル・アートは、食器や洋服など様々なもので身近にたくさんあふれていますよね。 そのくらい人をワクワクさせる、なにか不思議なものがあります。カタチも色も仕組みも。 人間の体も小宇宙だと思うのですが、植物もまた宇宙ですよね。 とても不思議なのが、どうしてカタチなどは違うにしろ、基本的な仕組みは同じなのかな? 雄しべや雌しべがある、とか。葉っぱなどは左右対称、とか。もちろんそうでないものもあるけど、だいたいは同じ。 広い広い地球で、環境もまったく違うところでもその基本は同じ。だれがつくったんだろうか?不思議だ。
実際にキュー王立植物園に行ってみたくなりました。
「世界遺産キュー王立植物園所蔵 イングリッシュ・ガーデン 英国に集う花々」
- 期間: 2016年1月16日(土)~3月21日(月・祝)
- 場所: パナソニック 汐留ミュージアム
- 住所: 東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4F
- 開館時間: 10:00~18:00・入館は~17:30
- 入館料: 一般:1,000円、65歳以上900円、大学生700円、中・高校生500円、小学生以下無料
- 休館日: 水
- Web: http://panasonic.co.jp/es/museum/
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