ニューヨークでアート
2016/03/10
Whitney Museum of American Art
ホイットニーミュージアム
ハイラインの終わり?始まり?にどどーんっとそびえ立つ、おニューなホイットニーミュージアム。
面白いつくりなので、アートだけでなく建物も街の景色もすごく楽しめました。
その時の展示は、『AMERICA IS HARD TO SEE』 5/1–9/27, 2015
私たちが行ったのは『PAY WHAT YOU WISH』の金曜日の7時から10時の間。 自分の出したい額を払って入れる日なのです。
けんのフェイバリットプレイス「ホイットニー美術館」にて紹介中!!
The Museum of Modern Art
モマ/MoMA
こちらは言わずと知れた美術館ですよね。初めて行ったのは21歳の頃。みんなが作品の写真を撮っているのが衝撃的だったのを覚えています。 そして、雑誌で見たことのある作品が目の前にどーんと。やっぱり雑誌と現物とは違うなと実感しました。
こちらには『ユニクロ・フリー・フライデーナイト』があり、毎週金曜日の4時から8時が入場料無料なんですって。ユニクロさんすごーい。 ニューヨーク在住の友人曰く、ものすごい混むよって。なので、その日は避けて行きましたが...
ここも本当に広くて、いろいろなジャンルのアートが飾られています。 その時の企画展は『Yoko Ono: One Woman Show, 1960–1971』5/17–9/7, 2015. あの有名な脚立を上がって虫眼鏡で見ると「YES」がある作品を見ることができました。
けんのフェイバリットプレイス「ニューヨーク近代美術館 MoMA」にて紹介中!!
Governors Island
ガバナーズアイランド
マンハッタンからフェリーで5分くらいのところにある無人島。夏の間だけ一般開放されるそうで、せっかくなので行ってみました。 とてもすがすがしいところで、みなさんご自分の自転車を持ち込んだり、レンタサイクルで島をすいすい移動していました。
私たちはどんなものだかわからないので、ゆったり歩いて散策。至る所にアートが自然に溶け込んでいました。 土日には、子供連れでたくさんのファミリーがくるんだって。その時には、いろいろな催し物が行われるのだそう。
私たちは木陰にいい感じの椅子を発見したので、右にマンハッタン、左に自由の女神を眺めながらぼーっとしていました。優雅な時間。 大都会の側ながら、ちょっと遠出した気分になれる島です。
Intrepid Sea-Air-Space Museum
イントレピッド海上航空宇宙博物館
こちらは今回初めて存在を知った、マンハッタンのピア86にある母艦をまるまる使った博物館です。 男性は大興奮間違いなしですよ。現に夫(けん)は大興奮。あっつい夏の日で、ぐったりの私をよそにカメラで一生懸命撮影していました。
私もスペースシャトルのところでは、ちょっと興奮しました。本当に宇宙に行ったスペースシャトルがまるまる展示されているんですもの。 目の前に宇宙に行ったことのある物体があるって、なんだか不思議な気分です(スペースシャトルのところは別チケットが必要です)。
けんのフェイバリットプレイス「イントレピッド海上航空宇宙博物館 Intrepid Sea-Air-Space Museum」にて紹介中!!
BANKSY
バンクシー
アーティストのBANKSYが、ニューヨークの街中に連日作品を公開したプロジェクト「BETTER OUT THAN IN」の1つを見ることができました。 大人気なスーパーマーケット、ゼイバーズの近くにあります。
なんと2013年の10月に毎日1点、どこかで製作し、Webで公表するというリアルタイム・インスタレーションを行い、その間、街はすごいことになっていたのだそう。 この作品はアクリルでしっかりと守られていました。ストリートアートが守られているなんてすごく変な感じだけど...上からの落書きなどを防ぐためだとか。 あと、持ち帰れるものなどは持ち帰られて売られてしまったりするのだそう。
アートって不思議。だれも見向きもしないものもあれば、根本がなんだかわからなくなるほどの高値で売買されたりね。 さて、そんな騒動の映画がそろそろ公開されますね。「バンクシー・ダズ・ニューヨーク」 渋谷シネクイントで3月26日、渋谷アップリンクで4月2日公開。その後、全国順次公開予定。 どれほどの騒ぎだったのか観るの楽しみ!
Brooklyn Museum
ブルックリンミュージアム
今回初めて訪れたブルックリンミュージアム。なかなかの大きな美術館でした。 目的の展示が『Basquiat: The Unknown Notebooks』4/3–8/23,2015
バスキアのたくさんのノートが見れて面白かったです。そして、ニューヨークにいる期間に他の展示も始まるのでまた行きました。 『The Rise of Sneaker Culture』7/10–10/4, 2015. 『FAILE: Savage/Sacred Young Minds』7/10–10/4, 2015.
この美術館には毎月第一土曜日に『Target First Saturday』なるイベントがあり、5時から11まで入場が無料になるのだそう。 そして、面白いイベントがあるんですって。素敵な美術館。そゆの日本にもあったらいいのに。
私たちがパリに移動した後の7/23に『Art Off the Wall: FAILE』というイベントで Swizz BeatzさんがDjをして、妻で歌手のアリシアキーズ/Alicia Keysさんが歌うというイベントがあったのですよ。 悔しい。もし知っていれば、その時までニューヨークいたのにな...
常設展もなかなか良かったです。メトロポリタンのように混んでもいないので、ゆったり観ることができます。 そして、2回も行ったのに隣接するブルックリンボタニックガーデン/Brooklyn Botanic Garden に行く余裕がなかったので、次回は必ず訪れたいと思っています。 ここには桜もたくさん咲くそうで、お花見の名所だとか。
New Museum
ニューミュージアム
ずっと気になっていたのに、なかなか行かなかったこちらの美術館。今回やっとこさ行ってきました。 毎週木曜日の7時から9時が『Pay What You Wish』です。一応2ドルだと嬉しいな、と New Museum の HP に書いてありました。
The Sky Room なるところが、土日に開放されるみたいなので、次回は土日にいって The Sky Room に行ってみたいな。
The Morgan Library & Museum
ザ・モルガン・ライブラリー &
ミュージアム
こちらも今回初めて足を運んだ美術館です。モルガン財閥の創始者、J.P.モルガン氏の元私設図書館。 あまり期待していなかった(ちょっと失礼!)常設展もなかなか面白くて、もっとゆっくりと観たかったな。
こちらは、毎週金曜日の19時から21時まで無料で入れます。その時に行ったのですが、時間が全然足りなかったー。 なめてました。その時の企画展は『Alice: 150 Years of Wonderland』6/26-10/12, 2015.
けんのフェイバリットプレイス「ザ・モルガン・ライブラリー & ミュージアム The Morgan Library & Museum」にて紹介
The Metropolitan Museum of Art
メトロポリタン美術館
ものすごい広さのこちらの美術館。本当にどれだけ集めたんだ?ってくらいの作品の数。ジャンルごとに分かれているので、観たいところを絞っていかないと本当に観たかったところを観る前に疲れはててしまうことも...
なので、ちゃんとフロアマップを確認してまわった方が懸命です。何回か来ているのに、未だに全部は観れていないと思う。 ニューヨーク在住の友人から、展示に出されていない収蔵品も見ることができるのだと聞いて初めてそのゾーンに行ってみました。 ずらっとガラス張りのケースにきれいに並べられていました。面白かった。
ここのルーフトップも大好き!!(夏季限定です)セントラルパークごしに、ニューヨークの街並みが観れるのですよ。 ここにもアートが展示され、お酒などを飲みながら、みなさん思い思いの時間を過ごしています。そこからのサンセットがすごく美しかった。
Solomon R. Guggenheim Museum
ソロモン・R・グッゲンハイム美術館
フランク・ロイド・ライトの設計で有名なこちらの美術館。実はなかに入るのは初めてでした。 メトロポリタン美術館(82nd St.)から北に向かって数ブロック、88th St.にあります。 毎週土曜日の5:45から7:45が『PAY WHAT YOU WISH』10ドルだと嬉しいな、と グッゲンハイム美術館 の HP にありました。
その時の展示が『Storylines: Contemporary Art at the Guggenheim』 6/5–9/9, 2015.
あのぐるぐるの建物、映画やドラマではよく見ていましたが、実際歩くと妙な感じでした。 エレベーターで一番上までのぼり、そこからぐるぐると下がってくることにしたのですが、 三半規管が弱い私は、半分くらいからちょっと酔ってしまいましたよ。ゆったりと坂でまわっているからかな? 展示はなかなか面白かったです。
The Cloisters
クロイスターズ美術館
こちらも初めて訪れた、マンハッタンのものすっごい上のほうにあるフランスから移された中世の修道院の美術館です。 行きは、地下鉄を降りて Fort Tryon Park を歩いて向かいました。ここがマンハッタンなのか?と思うくらいにのんびりとした空気の流れです。
実はここ、メトロポリタン美術館の別館なのですって。なので、同日ならメトロポリタンのチケットで入れます。 展示物は宗教的なものが多いので、詳しいとより楽しめるのでしょうね。でも、あの有名な一角獣のタペストリーが何枚かありけっこう面白かったです。
回廊がとても素敵で、みなさんのんびりと過ごしていました。ここは、おすすめ。 帰りは、バスに乗りハーレムを眺めながら南へとくだっていきました。同じマンハッタンでも本当にいろいろな雰囲気があって面白い。
National Museum of the American Indian
国立アメリカインディアン博物館
こちらの博物館はマンハッタンの最南端にある連邦政府が運営する世界最大の博物館、 リサーチコンプレックスであるワシントンD.C.のスミソニアン協会(Smithonian Institute)の一部なのだそう。
無料で入場できます。インディアンの様々な衣服や、家庭用品、芸術作品などを居住地別に観ることができます。 すごく興味深かったです。どうやって、刺繍しているのかなぁ?と思ったら、くるくると回して設計できるようなのがちゃんとありました。 人ってすごいですね。
American Museum of Natural History
アメリカ自然史博物館
映画『ナイトミュージアム』の舞台にもなった、大きな博物館。本当にいつも広大さにびっくりしちゃう。 大人も子供も存分に楽しむことができるところと思います。 ここで購入した安くなっていたTシャツが、なかなか可愛くて夫(けん)のお気に入りです。ショップもかなり面白いですよ。
けんのフェイバリットプレイス「アメリカ自然史博物館 American Museum of Natural History」にて紹介中!!
こうやってみると今回の旅で初めて訪れたところがいっぱい。
美術館とかって、その時期の展示にもよるのであまり興味がなさそうなのをやっているとなかなか行く機会がないですものね。 たくさんの所に行くとお金もそこそこかかってしまいますが『PAY WHAT YOU WISH』の日などを利用できるととても助かります。
(「これくらいあると嬉しいな」ってのはなるべく出すようにしますが)この制度があると、 そこまで興味のあるジャンルじゃなくても行ってみようって気になるからとてもいいですよね。間口になる。
実はまだまだ行ってみたい美術館や博物館、ギャラリーなどあるので、次回はぜひ足を運びたいと思います。
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