スイス バーゼルの街をお散歩

2016/09/07

[2015年8月のはなし]

8/10から14までの4泊5日。最初と最後は移動の日なので、自由なのは中3日。 1日はフランスのロンシャンに行ったので、バーゼルで過ごせるのは2日だけ。 こんなスケジュールにしたのは誰だー!!!と、帰りには後悔しましたね。もっとゆっくりしたかったな。 行きたい美術館などがもりだくさんだったので、街をゆったりしたのは少しだけですが ぷらっとお散歩した時に見たもろもろをご紹介します。

ライン川沿いの小高い丘にあるバーゼル大聖堂「バーゼル・ミュンスター」

赤色の大聖堂。何度か壊れ、その度に修復されているのだそう。 中にも入れ(無料)、塔の上にも登れる(有料)そうです。時間と体力があったら登ってみたかったなー。初めての街、バーゼルを一望してみたかった。

なんだか不思議な色。

バーゼル大聖堂そばで野外映画祭

目の前には広場やおしゃれなレストランなどがあります。

ちょうど野外映画祭があるらしく、椅子がたくさん並んでいました。
そして大きなスクリーンも!!

スクリーン目の前の席はベッド椅子?
で寝っ転がって観るみたい。寝ちゃうね、これ。

行きたかった美術館を探してそのまま進むと...

目的の美術館がどうしても見つからず、うろうろ。見つからないのでこの自由に入っていいみたいな建物に入ってみましたが...なんだかわからず... 2階にも行けて、そばできれいな屋根瓦が見れたので満足。

この屋根の瓦。丸っこいし、色の感じが可愛い。

調べてみたら、『Staatsarchiv Basel-Stadt/バーゼル・シュタット』州公文書館なのだそう。

とにかく街並みが可愛い

家がまるでシルバニアファミリーみたいです。

街の案内もおしゃれですよね。

その他もろもろ。。。

赤壁のバーゼル市庁舎/Rathaus

旧市街のマルクト広場(Marktplatz)に面して建つとても目立つ建物。 なんと2014年8月23日で500周年を迎えたのだそう。赤い色は何度も上塗りされているので、いまでも鮮やかなんだとか。

中からなにやら素敵な音楽が流れていると思ったら、若者たちの三重奏。とても上手だなと思ったら、CDも出しているようで売っていました。 このバーゼルには有名なバーゼル音楽院があるのだそう。そのせいか、この子たちのように路上で音楽をやっている人をたくさん見かけました。 しかも、だいたいトリオ! しかも、うまい!!!

国際決済銀行/Bank for International Settlements

建築家マリオ・ボッタさんの作品。スイス出身の建築家で、コルビジェさんの助手を務めていたのだそう。 日本の東京・青山にあるワタリウム美術館もこの方なのだそう。知らなかった。

国際見本市会場/Exhibition Center Basle

設計はヘルツォーク&ド・ムーロン/Herzog & de Neuron。この方たちの名前も本当にこの旅ではたくさん聞きました。 バーゼル出身のジャック・ヘルツォークさんとピエール・ド・ムーロンさんのお二方による建築家ユニットなんですって。 日本の東京・青山にあるミュウミュウの新旗艦店やプラダブティック青山店も彼らの建築です。 この時はこれを見に来たわけではなく、トラムの乗り換えで『Messeplatz』駅で降りたら...なんじゃこりゃ?と。 なんとも不思議な建物。国際見本市会場/Exhibition Center Basleなのだそう。時間があったら外側から全体像もみたかった。

『シグナル・ボックス』中央信号塔/Zentrales Stellwerk

こちらの設計もヘルツォーク&ド・ムーロン/Herzog & de Neuron。 このボックス、不思議。なんとスイス国鉄/SBBの信号所なのだそう。そして、Herzog & de Neuronの初期の作品なのだとか。

バーゼルの駅

バーゼルは3つの国が隣接しているので、駅もそれぞれあります。

スイス連邦鉄道(スイス国鉄、SBB)のバーゼルSBB駅。小さく見えるけど、大きいんです。 向かって右のほうに行くとフランス国鉄(SNCF)のバーゼルSNCF駅があります。

こちらは、ライン川を渡った方にあるドイツ鉄道(DB)のバーゼル・バディッシャー駅。

トラム乗り場

基本バス停みたいな感じであるのですが、みんな同じではなくそれぞれ雰囲気が違っていて面白いです。

押しボタン

押しボタンもいろいろな種類があり、とってもチャーミング。

州の旗

↑スイスの旗に挟まれた旗。これをたくさん街で目にしたのですが、これはバーゼル州の旗。 スイスには26のカントン(canton)と呼ばれる州が存在し、それぞれに旗があるのだそう。

夏の風物詩 ライン川泳ぎ

ここスイスでは海がないので、夏になると人々はライン川で泳ぐのだそう。 "泳ぐ" と言っても大きな川なので、"流されている"って感じですが... なんと大きな防水袋が売っていて、それに服や貴重品などを入れて封をし、それを体に巻きつけて浮かばせて流されていくんです。 "ヴィッケルフィッシュ/Wickelfisch"というこの袋は、観光案内所や川沿いのお店などで手に入るそう。 これがあれば岸にあがってから、入ったところまで戻らなくて済むので、とても便利な代物ですよね。

実はいろいろとルールがあるのだそう。 ちゃんと泳げるスイマーが対象。浮き輪などの補助具は禁止。決して1人で泳がないこと。 橋からの飛び込みは禁止。川の中央は流れが速く、船も通るので避けること。ガラスの破片等があるので、サンダルを着用すること。

本当に川のあちこちでぷかーって人がながれているんです。

こんな感じで大きな船も通ります。

面白いことにジャグジーみたいなのが、川沿いにあるんです。
これは、お水かな?お湯なのかな?

そんなバーゼルの夏は、街中でこのような光景はよくみられるみたいですね。おもしろいね。 ↑右のおじさまが手にしている黄緑色の袋が"ヴィッケルフィッシュ/Wickelfisch"です。 おじさまたちは、面白すぎてまた川上に歩いているんでしょうね〜。かわいい。

アートがあちこちに

おもしろい美術館に博物館、ギャラリー。
そして面白い本屋さんなどが、たくさんありました。
(別記事で書きます)

のんびりとした生活感

ライン川に流れ込むちいさな川でみつけた、この素敵な空間。
あんなところでお茶したら、とっても気持ちがいいでしょうね。

とても素敵な街なのに、あっという間に時間がなくなってしまい満喫できなかったなー。駆け足でぱたぱたー。 ちょこっとトラムで話した男性がおすすめしていたPark im Gruenen(最寄駅「Nerwelt/Grün80」 トラム10でバーゼルSBB駅より約10分)には、次回ぜひ行きたいなー。のんびりしに。 でも心残りが、次回また訪れる理由の一つになりますね。にししし。

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