初めてのスイス バーゼル

2016/09/02

☆2015年夏のはなし☆

「バーゼル(独:Basel / 仏:Bâle(バール))は、スイスのバーゼル=シュタット準州の州都。 スイス北西部、ドイツとフランスとスイスの3国の国境が接する地点に位置し、市街地はライン川をまたぐ形で広がっている。 チューリッヒ、ジュネーヴに次ぎスイス第3の都市。大型船舶が通航できるライン川最上流の港を持つ最終遡行地点である。ドイツ語圏に属するがフランス語使用者も多い。」 Wikipediaより

国際銀行や製薬会社が多いことから、スイス国内でも有数の裕福都市なのだとか。

この街を選んだ理由は2つ

1つ目は、ドイツに住んでいる友達が「よい美術館やギャラリーが多くて、なかなかいい街」と教えてくれたこと。 なんとバーゼルは、スイスの中で『文化・芸術の中心地』とされているのだそう。小さな街ながら、約40もの大小さまざまな博物館・美術館・ギャラリーが点在しているのです。

2つ目は、コルビュジェさんのロンシャンの礼拝堂により近くなること。 パリから日帰りで行くと、電車の本数が少ないのでかなり駆け足になってしまうらしい。 ロンシャンからもっと近いフランスのミュルーズの街に宿泊するプランも考えたけど、1つ目の理由もありバーゼルを選択。

パリから電車で3時間

8/10(月)
From: 10:23 パリ リヨン駅/Paris Gare Lyon
TO : 13:26 スイス バーゼル駅/Basel SBB

パリのリヨン駅からTGVに乗り、電車で3時間(本来なら...)
電車でのトラブルはこちら→旅のトラブル SONO2 電車

到着したのは、フランスのバーゼル駅。

パスポートチェックなどもなく、するっとスイスへ。

この↑通路を通って、スイスのバーゼル駅の方へ向かいます。

この通路にはインフォメーションもあるので、そちらでいろいろとパンフレットを調達。 レストランや両替所、スーパーもあるのでとても便利。

フランスのバーゼル駅とは違い、スイスのバーゼル駅はドーンとターミナル駅っぽい雰囲気。

そして、駅前はトラム乗り場。

ホテル

初めて行く街での宿泊地って、地理がまったくわからないのでとても悩みますよね。 しかも、このバーゼルという街の情報が少なめで、どのあたりが最適なのかいまいちわからず... 駅の近くで新し目のホテルを予約したら、街の中心街より少し逆のところでしたが、トラムの駅も近くだったので不便は感じませんでした。

道はひたすら駅からまっすぐ。スーツケースを持っていたので、10分20分くらいかな?

トラムに乗ると1駅。『Peter-Merian』↑から徒歩3,4分。不便ではなかったです。

ただ、ホテルの部屋はどうしてこんなつくりにしたの?というような不思議なつくり。 ベッドもそうですが、シャワーブースがなぞ... びっくりしましたが、窓からトラムが見えたので良しとします。(鉄子ではないです)

ホテルに泊まるだけで!?

ホテルに泊まるとトラムなどの公共交通機関が無料で利用できる乗車パスが、宿泊日数分もらえます。 その名もモビリティ・チケット〈 Mobility Ticket 〉すごい太っ腹!!! とても不思議なのがこのチケット、トラムに乗る時にも降りる時にも見せることはありません。(持ち歩いてはいますが) 実質この乗り物はただではないのか?と思ってしまうような仕組みなのです。 日本だとピッてしないと乗れないのに。どうやってやっていけてるのだろうか?

地元の人々はどんなチケットなんだろう?と不思議に思っていましたが、なかなか見かけることはなく... そんなある時、停留場でカードにチャージ(?)している地元の方を見かけたのです!!あ、なんかチケットらしきものを?と思ったらすぐにしまっちゃった。 一応何かしらの方法で、代金は支払っているのかね?信頼関係が半端ない。 フランスでも見かけた『抜き打ち検査』ってあるのかな?一度もそういう場面に遭遇しなかったけど。

トラムの仕組みは簡単ですが、どっち行きかを確認するのにちょっときょろきょろってことがありました。 でも、そういう時には必ず誰かが「どこいくの?」と聞いてくれます。 とても自然に。みんなすごく優しい。

スイスフラン

ユーロも使えますが、お釣りがスイスフランなんです。なんとも面白い仕組み。 どうしてユーロで返してくれないんでしょうね? レジに溜まったユーロは、替えるのかな?不思議。

バーゼル最後の日に電車を待つ間に駅のスーパーで、お土産や自分たちの食べるものを購入しました。 そして、なんと残ったスイスフランは....2フラン硬貨のみに!!!やったね。

歩行者優先!!!!

街を歩いていてびっくりしたのは「歩行者優先」がとにかく徹底していること。これはお国柄なのだそう。 信号のない横断歩道で渡ろうと思って待っていると、車はもちろん自転車の方もぴたっと止まってくれます。 大きな道でも。この徹底され具合には本当に感心しました。

ただトラムだけは別のようで...駅前のトラムが入り乱れるところ↑では、あちこち気をつけて歩かないと轢かれちゃう。

スイス バーセルからパリへ

パリへ戻る時も電車。
8/14(金)
From: 10:34 スイス バーゼル駅/Basel SBB
To: 13:37 パリ リヨン駅/Paris Gare Lyon

またパリに戻るから来た時と同じ少し離れたところ(フランスのバーゼル駅)から乗るのかと、そちら(↑フランスのバーゼル駅の待合所)で待っていました。 少しして何番線か確認したら、ここにはないっ!!え?とあたふたしたら、スイスのバーゼル駅からの出発でした。思い込みはいけないですね。

荷物を持ってえっちら移動。(エスカレーターをのぼりながら振り返る...↑)

エスカレーターを上るとそこにはけっこうな栄えている感が。。。

美味しそうなパン屋さんなどたくさんあるんです!! 知らなかったぁ〜。こっちで時間まで待っていたかったぁ〜。

思い込まずに、最初にきちんと何番線でどこからかを確認すべきですね。学びました。

電車は2階建て。とてもカラフルできれいな電車でした。

お気に入りのスーパー『Migros』で購入したパンとビーツのサラダとペンネ。これで、11,55CHF。 ビーツのサラダはフランスのスーパーにもあったのですが、バーゼルの方が美味しかった。 けっこうな量が入っているので、これで2人足ります。(パンがもうちょっとあったほうが夫は満足でしょうけど...)

スイスと言えばチョコレートですが、夏だったためお土産にはできず....残念。これは自分たちのおやつ。 普通に安いやつでも美味しかったです。チョコの種類がものすごく多くて悩みましたが、日本ではみかけないやつにしました。

ちなみにバーゼル駅の地下には有料のトイレがあります。いくらか忘れちゃったけど...とてもきれいで、スーツケースをもって入れるように大きめなつくりでした。

まとめ

初めてのスイス。物価が高いとかなりビクついていましたが、目が飛び出ることもなくスーパー(↑よく行ったMigros)もかなり利用しましたし、 小さな街でそこまで見ることろがないかなぁ〜と滞在期間を短めで設定したのを後悔したほど...もっとのんびりしたかった。 次回はもうちょっと余裕をもって訪れたいです。ライン川も渡りたい。あと、流されたい。

バーゼル。街並みも可愛らしく、とても素敵なのんびりとした街。またいつか行きたいな。

参考リンク

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