通常店舗ではなく、SURPLUSへ

日本でもおしゃれな人に愛されている『A.P.C./アーペーセー』は、 品が良くとてもシンプルで、かつシルエットの美しいフランスのブランド。 友達が行きたいとのことで、こちらのお店へ行ってきました。 パリ市内には、A.P.C.のお店が何店舗かありますが、私たちが行ったのは パリ18区 モンマルトル地区の『A.P.C. SURPLUS/アーペーセー サープラス』

SURPLUSの意味は、『余分、過剰』 つまり、アウトレットのお店です。 前シーズンの売れ残りを半額とか（コラボものなどの限定商品は３０％オフ）で買うことができるのです。これは嬉しい。

私たちの行き方

メトロ2番線 アンベール/Anvers駅を降りて、サクレクール寺院がある方向に進みます。 スタインケルク通り/Rue de Steinkerque。ここはなんだかちょっと日本の観光地と同じ雰囲気でした。 お土産物屋さんがずらっと並び、道ではちょっとしたパフォーマンスをしていたり...

その道を登りきると、サクレクール寺院が目の前にどーんと見えてきます。 その道を右へ。そして、左手に『アール・サン・ピエール美術館/Halle Saint-Pierre』が見えてきたら手前の道を左に曲がります。

サクレクール寺院あたりには、スリやミサンガを勝手に巻きつけてお金を請求する人もいるそうなので、かなり気を張りながら通りました。 でもこの辺りは、そこからほんのちょっとしか離れていないのに、雰囲気が違います。

てくてくしばらく行くと...

こんな階段が。マップを見てみるとサクレクール寺院にも行けるみたいです。

その階段を登らず右方向に進むと、お店に到着。

並んで2店舗

男性物/HOMMEと女性物/FEMMEにお店が分かれていて、店舗は横並びに。

ここに来たがっていた友達はもう大興奮で物色。そう、どれも破格ですからね。 洋服、デニム、靴、カバン、香水、アクセサリーなどなど種類が豊富でした。 私たち夫婦は普段、おしゃれブランドには縁がないのですが、見ていると安さと可愛さに、お互い1枚づつTシャツを購入。 初の『A.P.C./アーペーセー』。どきどき。

少し変わったところにあるけど、人はひっきりなしに出入りしていました。人気なんだねー。 スタッフさんも優しく、とても居心地のよいお店でした。

私たちの帰り方、アフリカ街を通って

買い物をし、満足気な友達が出てきた頃にはぱらぱらと雨が...。 少し急ぎ足で、先ほどとは違う駅へ向かいました。来た道とは逆の方向へ歩き、突き当たったら右へ。 そして一つ目の道を左へ。この辺りもまた先ほどとはまったく雰囲気が変わり... まるでアフリカのようで、ここは本当にパリなのか？という気持ちになりました。 その通りには床屋さんが多く、刈っている人や数人で編みこんでいる姿がちらほら。

その道の突き当たりが大きな道バルベス通り/Bd Barbès。そこを右へ曲がると駅が見えてきます。 メトロ2号線のバルベス・ロシュシュアール/Barbès-Rochechouart駅。 道にはたっくさんの人がいて、とうもろこしを焼いたのを売っている人やただただおしゃべりしている人がたくさん。 みんな...お仕事は？なんていうのは愚問か...。

ニューヨークでもアフリカ系の方が頭に巻いている布がとっても気になっていて、やりたいけどいったいどうやって巻いているんだろ？ と興味津々。ここでもたくさんの女性が、本当にいろいろな巻き方をしていてとってもおしゃれ!! アフリカ系の方の布の使い方やアクセサリーは、見ているのがとても楽しいし、合わせ方などとても素敵ですよね。

さて、メトロ2号線のバルベス・ロシュシュアール/Barbès-Rochechouart駅の改札。 通勤ラッシュですか？ってくらいのぎゅうぎゅうっぷり。思わず3人ともスリを警戒したのですが、なんだかそんなんではなく、早く通りたいのか、ただ押してくる。 そんな感じでした。え？前の人が...と思っていてもぎゅうぎゅう。今考えると、もしやキセルかな？ だれかの切符で一緒に通ろうとして、急いでたのかな？

電車に乗り込んで、3人で笑ってしまいました。スリとかではなく、ただぎゅうぎゅう押されたので...。おかしくって。 そんな感じでパリの面白い一面を見ることができました。

帰ってからこの辺りのことを調べると、パリっ子でも近寄らないとか、とても治安が悪いとか書いてあってびっくり。 そこまで怖い印象を受けなかったし、特にじろじろ見られることもなかったし...でも、夜は危ないかもしれないですね。とうもろこしの皮とかすごい落ちてたし...。

まとめ

お店はとても良かったので、A.P.C.好きの方はぜひ。 ただ帰りは、アンベール/Anvers駅の方が無難かもしれないです。 アフリカの雰囲気を味わいたかったら、ぜひバルベス・ロシュシュアール/Barbès-Rochechouart駅へ。（要警戒しながら） 私たちは時間がなくて、サクレクール寺院/Basilique du Sacré-Cœurにも アール・サン・ピエール美術館/Halle Saint-Pierreにも行けなかったのですが、そのついでに寄るのもいいかもしれないですね。 あと、この辺りは生地屋街なのだそう。生地好きにはたまらそうです。海外の布って可愛いですものね。

参考リンク

• ⭐︎A.P.C STORE　日本語
• ⭐︎A.P.C STORE
• ⭐︎サクレ・クール寺院 - Wikipedia
• ⭐︎アール・サン・ピエール美術館 パリ情報.fr