パリのピカソ美術館 / Musée Picasso
2016/04/22
[2015/8/6(木)のはなし]
バルセロナでも訪れた『ピカソ美術館』
夫(けん)がピカソに興味があるんですって。スペイン生まれの画家パブロ・ピカソ(Pablo Picasso/1881-1973) 生涯でものすごい量の作品をつくった画家なのだそう。そして、作風がめまぐるしく変化した画家として有名なんですって。 (あ、ご存知でした?)
17世紀の塩の館
パリのピカソ美術館は、2014年10月25日に改修工事を終え再オープンしたばかり。 なんと1985年にフランス政府が遺族から相続税として作品を徴収し、国立ピカソ美術館として開館。 一作家の美術館としては世界最大の規模なのだそう。 マレ地区にある「サレ館 /Hotel Sale」と呼ばれる17世紀に建てられた美しい建物が、まるまるピカソなんです。 収蔵点数は約5,000点!! 彼の名作(絵画、デッサン、版画、彫刻など)がたんまりとあります。
ネットでの時間指定のチケットが、並ばずに入れていいようです。 私たちはちょうどお昼の時間帯で、一か八か行ってみたら空いていてスルッと入ることができました。ラッキー。
見応え十分、でも疲れないくらいの量
地下1階、地上0階-3階建て。
全部で5フロアーあります。
年代ごとやテーマごとに展示されているので、
とても見やすいです。
ピカソが好んで題材にした闘牛の作品が、
とても可愛らしかった。
彼の使っていたイスや道具。
改装したてってこともあり、
館内もとてもきれいです。
いい。(掃除はしにくそうですが...)
ピカソの友人たちの作品も
3階は木のはりがそのままの部屋に、ピカソ自身が購入や交換をして入手した 他の画家たちの作品(シャルダン、クールベ、ルノワールにセザンヌなどなど)が展示されています。
窓からの眺め
上からの入り口付近の様子。この日はとても暑かったので、スタッフの方も傘で日よけしていました。白い傘に黒い服でとてもおしゃれ。 しかしこれだけパーテーションがあるってことは、いつもそれだけ並ぶのでしょうね。ひえ〜
上からテラスのカフェの様子。
やっぱりおしゃれ。
上からお庭の様子。私たちも後ほどここで休憩しました。イスがあるので、みんな日陰で一休み。あのシルバーの車?で、飲み物などが買えます。
彼のお茶目さ、好きになりました
今まで、恥ずかしながら彼の作品を少ししか知りませんでした。でも、今回この美術館ですっかり彼のファンになりました。
遊び心も満載な展示の方法で、
とてもいい美術館です。
とてもたくさんの作品があり、
いろいろな手法を試している
彼の才能をうーんと堪能できます。
バルセロナのピカソ美術館よりもこちらの方が、
夫(けん)も私も好きですね。
彼は晩年、「この歳になってやっと子供らしい絵が描けるようになった」と言ったのだそう。 そう、彼は子供の頃から天才的に絵がうまかったのですから。
ピカソ美術館 / Musée Picasso
- 住所:5 rue de Thorigny 75003 Paris
- 開館時間
- 休み:月曜日・12/25・1/1・5/1
- 火-金:11:30-18:00
- 土-日:9:30- 18:00
毎月第3金曜日:21:00まで
- アクセス
サン・ポール/Saint Paul 1番線 徒歩7分
サン・セバスチアン・フロワサール/Saint Sébastien Froissart 8番線 徒歩6分
シュマン・ヴェール/Chemin Vert8番線 - 入場料
- 大人:12,5ユーロ
- 18歳以下無料
第一日曜日は無料開放
- 公式HP
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