初めてのパリ

2016/04/07

☆2015年夏のはなし☆

いつかは行ってみたいと思っていたパリ

やっと行くことになったのが、2015年の夏。
パリのイメージはなんといっても、セルジュ・ゲンズブール&ジェーン・バーキン!! あの寄り添った二人の雰囲気。なんだか物憂げでいいですよね。 映画はいつも寝ちゃってちゃんと観たことはないのですが...

21歳の時にパリが舞台の『ルイーズテイク2/LOUISE (TAKE2)』をシブヤ・シネマ・ソサエティ(懐かしいっ!!!) で観て衝撃を受けたのを覚えています。「え?パリってこんなに荒くれているの?」と。
おしゃれで優雅なイメージだったので、若者たちがこんな...と。

パリによく行っていた友達に聞くと、確かにこんな感じかもなー。って。 場所でだいぶ雰囲気は変わるけどね、と。それはそれはファッション誌では見れないパリの一面を垣間見た映画でした。

パリで行きたいところ?

今回パリで行きたい所ってのはそこまでなくて、ただ街を楽しみたいと思っていました。 (よく考えるといつも私の旅ってそうかも。ここに行きたい!という所は少なくて、その街の雰囲気を感じてみたいっていう...)

でもせっかく念願のパリなのだから、後悔のないようにしないと!と思い、いくつかピックアップ。 ポンピドゥーセンターと2014年10月27日にオープンしたばかりのフォンダシオン ルイ・ヴィトン/Fondation Louis Vuittonと エスパス・ルイ・ヴィトン/Espace culturel Louis Vuitton。 あとはエッフェル塔が見れればいいかな、と。 あとは友達に会えたら、最高。あ、あとせっかくならベルサイユ宮殿にも!(...けっこう願望、あるね)

一番心配だったこと

まずパリについてあれこれ調べていて、目に付いたのが治安の悪さ。ここ数年、悪くなってきているのだそう。
ひぇー!!読めば読むほど、ガクガクです。そのことをよくパリに行く友達数人に言うと、そんなことは全然ないよぉと言われてしまいました。 ちょっと住んでいたことのある子は「たしかに気は常に張っているかも」と言っていましたが...「いつものことすぎて普通になっていたのかもなぁ」と。

ヨーロッパによく行く子は、ニューヨークが怖いと言います。私的にはまったくそうは思わないので、それと同じ感覚なのかな? 日本にいる時くらいの警戒で大丈夫と思っているし、怖い目にも合ったことがないので、ニューヨークが特別治安が悪いと思ったことはないです!(きっぱり!!)

とりあえず、どこの国(今回行った、ニューヨーク、バルセロナ、スイスのバーゼル)よりもスリには、気をつけようと思いました。

パリ在住の日本人のアドバイス

パリでの距離感もわからないし、空港からバスで市街地に着いてそこからのホテルまでも怖かったので、日本人の送迎をお願いしました。 ドライバーさんは何十年もフランスに住んでいる方で「スリ多いですか?」と聞くと「まぁ普通に注意していれば問題ないですよ」と仰っていました。

私がネットで見た『首を絞めて失神させて持ち物を持ち去る』ような凶暴な犯罪は、"夜中の暗い道" "人気のないところ"で起こるそうなので そういう所には行かないように、と。まぁ、ニューヨークでも東京でもそういう所には近寄らないですもんね。一緒か!

みんなフランス語しか話さない?

治安の問題は、クリアーしたので今度は言葉ですよね。 あのシュワシュワした言葉。まったく聞き取れません。でも、ほとんどの方が英語で話してくれました。ホテルの人もカフェのおねぇさんも。 昔"フランス人はいぢわるで、英語で言ってもフランス語でしか話してくれない"と聞いていましたが、最近はそんなことはないそうです。 げんにほとんどの方が英語で話してくれました。

「フランス語しか話せないの」というお店のマダムもすごく優しかった。

入国審査の不運...

まれ〜にいぢわるな方もいましたが...
(空港の入国審査のお兄さん、怖かったぁー。隣の夫は特に何も聞かれずスルーっと行ったのに、 なぜか「何日いるの?」「いくら持ってるの?」と質問が...「1ヶ月...」「100ユーロ...」と答えると「んぁ?1ヶ月で100ユーロだけだと?」 とスタンプの手を止めたんです!!隣のお兄さんが「(クレジット)カード使うんでしょ?」と聞いてくれて「そうなのっ!」って 言ってもまだスタンプを押してくれない...心臓ばくばく。え?だって、ニューヨークにいる時にユーロ大金持っていられなくない? スルーっと先に行った夫も後ろで、うろうろ。
何分あの人は止まっていたのだろうか。長く感じたけど、無事に押してくれて入国できたけど...
虫の居所が悪かったのか、私の態度が悪かったのか、いつもあぁなのか...)

そのあとホテルに着いて、フロントの人がものすごく優しくフレンドリーですごくホッとしました。

勝手にイメージしていたこと

パリもマンハッタンのようにエリアごとに雰囲気が変わるので、とても興味深かったです。
そして、食べ物の当たり外れがあることにびっくり。 パリは"すべての食べ物が美味しい"と勝手に思い込んでいたのでショックでした。でも冷静に考えるとそんなわけないですよね。 日本のお寿司屋さんが全て美味しいわけではないですものね。

間違えたお店に入るより、スーパーで買ったバターと生ハムとチーズとちょっとしたお惣菜(タコのマリネみたいなやつとか)とパン屋のバゲット。 これのほうが何倍も美味しいことにしばらくして気がつきました。(安上がりだし!) もちろん美味しいお店もありますけどね。見分けるのが難しい。 一度、人も結構入っていて賑わっているからここにしよう!と入ったお店が、どんハズレでかなりしょんぼりしたことがあります。 (あまりにアレすぎてほぼ食べれませんでした...そして、もう一軒別のお店に入るっていう高い夕食になってしまった...)

パリの移動手段は徒歩か地下鉄

地下鉄もけっこうわかりやすくて良かったです。 まれに行く方向が分かりにくくて、人に聞くことがありましたが優しく教えてくれました。 パリでは回数券みたいなのを購入し使っていました。ピッと入れて、その後もその切符を持っておきます。なくさないように。 時おり抜き打ち検査があり、その時に切符がないと罰金なのだそう。ポッケの中で、使っていない切符と混ざってしまわないように注意が必要です。
ある時、なんでこんなに混んでいるんだろう?と思ったら、階段の所に駅員さん?が立っていて切符をチェックしていました。 本当にあるんです、抜き打ち検査!

また別の日には、改札を入る前に路線図を見ていたら男の人の大きな声が聞こえた途端、若い男性が走って逃げるのを見ました。 その時におばあさんとぶつかったらしく、おばあさんが倒れていて、みんな彼女のところに駆け寄っていました。 ひったくりかと思ったのですが、特に何か取られた!というアクションもなく、改札の中では抜き打ちの検査をしていたので きっと逃げた時におばあさんにぶつかったのでしょうね。

中国系のおばあさんは立ち上がり歩き出しましたが、ふとアジア人の私たちを見て近寄ってきました。 そしてなにかを言っていたのですが、何を言っているのか分からず...きっと母国語で話したかったのでしょうね。ごめんね、理解できず。 きっと心細かったよね。

なんやかんやありまして

パリでは、道の汚さにびっくりしたり、ジプシーに1度狙われたり、美味しくないご飯を食べたり。
喧嘩もして、結婚記念日を過ごし、久しぶりの友達とも再会したりと本当にいろいろなことがありました。

今回の旅では1番の治安の悪さを感じつつも、帰ってくると不思議とまた行きたいなーと思わせる
そんな不思議な街、パリ。初めてのパリ、いろいろと面白かったです。

行ったところ

ラ・ロッシュ = ジャンヌレ邸
サヴォア邸
ポンピドゥーセンター/国立近代美術館
ピカソ美術館
エスパス ルイ・ヴィトン パリ[閉館]
シトロエン・ショールーム ”C42”
エッフェル塔
パリ市立近代美術館
パレ・ド・トーキョー
プティ・パレ

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