[2015/7/28（火）のはなし]

半地下にあるカタルーニャ通りのお店『ラ・ボデグエタ/La Bodegueta』
ちらっと覗くと地元のおじさんで溢れていました。それに恐れおののいたのか、夫（けん）が尻込み、一度は別のところにしました。 でも、なんとなく気になっていて...別の日に覗いてみると空いていそうだったので、 夫も観念し、意を決して店内に入ると、昔のままな感じのいい雰囲気。スタッフのおじさんたちがパキパキと仕事をしていました。

地元の人にも観光客にも人気のお店

半地下へ降りると、カウンター席が5,6席ほど。そのカウンターの後ろにはワインの樽が並んでいました。 カウンターには地元（多分）のおじさんたちが、スタッフさんとガハガハと楽しそうに飲んでいました。 そのカウンター以外は全部テーブル。奥はちょっと細長くなっていて、そこにもテーブルがぎっしりと。

その奥へ進むと、日本人のカップルがいて「ここ、英語通じませんよ」と教えてくれました。 厨房のそばの小さなテーブルに腰掛けて、メニューをちらっと。もちろんスペイン語かカタルーニャ語なので読めません。 そんな時のために、あらかじめ食べたいものをスクショしておきます。そして、それを見せます。

私たちの担当のおじさんがとても愉快な人で、スペイン語（かな？）でオススメを教えてくれるので それもお願いしました。小さいテーブルがすぐにいっぱいになってしまった...

注文したもの

• ピミエントス・デ・パドロン/Pimientos de Padrón
  シシトウみたいなミニピーマンの素揚げ？
• パン・コン・トマテ/Pan con tomate
  オリーブオイル、フレッシュトマト、ガーリックを塗ったバゲット。
• プルポ・ア・ラ・ガジェーガ/Pulpo a la gallega タコ
• エビのグリル
• 海鮮マリネサラダ

ちろっと皆さんのブログを見ていたら、このピミエントス・デ・パドロンが推しだったので、 どこのバルでも頼んでいたのですが、正直...ふーん。ってくらいでした。でも、ここのはとっても美味しかった。 何が違うのかよくわからなかったけど...鮮度？揚げ方？でも、美味しかった。パクパク食べちゃいました。 ロシアンルーレットのように時折辛いのが入っているそう。でも、運良く当たらなかった!辛いの苦手なのでよかったぁ〜

2人で、46,30ユーロ。

夫（けん）のリアクションに大喜び

スタッフのおじさんに、夫（けん）のリアクションはものすごく珍しかったようで「これ、美味しいっ！！」 と伝えるとバカうけしていました。確かに、ヨーロッパにこんなタイプの男の人っていなそうだなーと冷静に観察。

途中、広いテーブルが空いたので移動させてくれました。
そして、エビの食べ方も身振り手振りで教えてくれました。 「こうやって（頭のところを）チューチュー吸うんだ」と言っていたと思います。 その食べ方は万国共通なんですね。ひひひ。やっぱり美味しいと思うところは同じ。

夫（けん）がチューチューして、「Muy rico!!!（ムイ リコ）」（とてもおいしいですの意味。） とオーバーに（本人は普通のつもり）伝えると、おじさんも大喜び。 私におじさんが「ナンチャラカンチャラ」と言っていましたが、全くわからず... 「こいつおかしな奴だなー」とでも言っていたのかな？（チャンメーリーベーと聞こえたのですが...）

写真撮影

写真を撮っていると「撮ってあげる」と私たち2人の写真を撮ってくれました。 せっかくなので、おじさんともパシャり。 帰りには、「ここでも撮ってあげる」とカウンターの前に立たされて撮ってくれました。 カウンターの人たちも最初は「なぜここで？」と不思議そうでしたが、おじさんが何か言ったら笑顔で一緒に写っていました。 （あとで見たら、ピースして映ってた！） 「新婚さんなんだよ」とでも言ったのかな？（もう結婚して8年くらい経つんだけどね...）

そんなこんなで、美味しかったし、楽しかったバルでした。 次回もまた行きたいな。

• 住所：Rambla de Catalunya, 100, 08008 Barcelona, Barcelona, スペイン
• 公式HP：La Bodegueta Provença | Tapes i platillos Barcelona
  ↑英語のがないですが、お店紹介動画でお店の雰囲気を見ることができます。

[2015/7/25（土）のはなし]

すぐ近くに姉妹店のいまどきバル

実は、この昔ながらのバル。姉妹店が道を挟んですぐのプルベンサ通りにあるんです。

『ラ・ボデグエタ・プロヴェンサ/La Bodegueta Provença』

なんとバルセロナについた初日にそこにも行っていたんです!（この記事を書いていて気がついた...）

こちらは若い男性のスタッフさんがパキパキと働いていました。 ちょっと早めの時間だったせいかすんなり入店でき、スクショしておいた写真を見せて注文。

でも飲み物だけは、スペイン語で注文!!

Una cerveza y una Sangria,por favor.
(ウナ セルベッサ イ ウナ サングリア ポルファボール)
「ビールとサングリアをお願いします。」

お店によってサングリアも味が違くて（当たり前か？）ここのサングリアが一番美味しかったな。 レモネード？かファンタレモンが下に入っていて、混ぜて飲むんです。

注文したもの

アンティチョークのフライ
スペイン語ではアーティチョークを
アルカチョファと言うそう

イカのフライ カラマリ

これ...名前がわからない...
ポテトに半熟卵と生ハム

イカスミのパエリア

普通に美味しかったです。わぁ！すごい美味しいっ！てことはないですが、満足しました。
2人で、57,80ユーロ。

他より観光客少なめ？

徐々に人が増えて賑わっていましたが、他の観光客がわんさかいるところよりは地元の人が多い感じがしました。

あちらの昔ながらのバルよりは、いまどきな感じで入りやすいです。