パリ市立近代美術館 / Musée d'Art moderne de la Ville de Paris
2016/05/13
[2015/7/24(金)のはなし]
ノーマークだったパリ市立近代美術館
メトロ9号線アルママルソー/Alma-Marceau 駅からセーヌ川沿いを歩いて向かうと、エッフェル塔がキレイに見えました。
2つ並んで建っている大きな建物は中庭をはさんで東側と西側とに分かれています。
東側はパリ市立近代美術館/Musée dart moderne de la Ville de Paris。
西側がパレ・ド・トーキョー/Palais de Tokyo。
私たちの目的はお隣のパレドトーキョーだったので、パリ市立近代美術館のことは何も調べていませんでした。 パレドトーキョーが12時オープンなので、こちらを覗いてみると無料で観れるとのこと。 何とここはパリ市が経営しており、常設展が無料。企画展は有料なのだそう。
無料なのに、結構なボリュームでした。 1920年代から現代に至るまでの近代美術が集まっています。 なんと、2010年にピカソやマティスの絵画計5枚が盗難被害に遭ったのだそう。ひえ〜 (確かにちょっとゆるい感じでしたもの。)
目があうとニコニコしてくれるおじさん(看視の)が、ある時、「日本人?こっちおいで」と言って連れて行ってくれたのが 藤田嗣治の「寝室の裸婦キキ」の前。指差して、ニコニコと去って行きました。 ありがとう、おじさん。
見逃した大作
帰ってきてから知ったのですが、私たちが見ていない部屋がありました。 ラウル・デュフィによる高さ10m、幅60mという巨大な壁画「La Fée Électricité(電気の妖精)」 のための部屋があるのだそう。 マティス室もあり、マティス作の3連ドーム型の「ダンス」の連作とダニエル・ビュランのストライプの作品が 展示されているんだって。 ちょっと見たかったなー。 本当に広くて、ワンフロアーを見るのに結構な時間がかかった気がします。
美術館の中にジェットコースター!!
『The House of Horror』と書かれた壁にちょっぴりどきどきしながら地下に降りると... なんと地下にジェットコースターがあったんです。 美術館のですよ?地下にジェットコースター。
The House of Horrors
Sturtevant(1924-2014)
2015/5/29-2016/5/15
子供達がキャーキャー言いながら乗っていました。 2ユーロくらいかな?上のチケットカウンターで購入し、入り口で見せる方式のようでした。 こちらの作品はここの美術館の収蔵作品になったそう。乗れば良かったなー。ただのお化け屋敷じゃなかったのかも。
こちらの美術館の規模には驚かされっぱなしです。
私たちが訪れた時の企画展は
ヘンリー・ダーガー/Henry Darger 展
2015/5/29-2015/10/11
日本で展示を観たことがあったので、今回はパス。
そんなこんなでノーマークながら楽しませてもらったので、オープンしたであろうパレドトーキョーへ移動。
パリ市立近代美術館/Musée d'Art Moderne de la ville de Paris
-
開館時間
-
10:00〜18:00(木〜22:00)
休み:月、祝
-
10:00〜18:00(木〜22:00)
- 入場料金
- 常設展: 無料
- 企画展: 5〜11ユーロ
- 公式HP
- パリ・ミュージアム・パス: 利用不可
Share
Comments & Questions
コメントやご質問はこちらからどうぞ!!