バルセロナのピカソ美術館/Museo Picasso

2016/07/04

[2015/7/30(木)のはなし]

スペインの芸術家、パブロ・ピカソ

ピカソ美術館というとパリのイメージが強いですが、彼が育ったバルセロナにも立派な美術館がありました。

(パリのピカソ美術館もいきました。その時の記事 → MUSÉE PICASSO

スペイン南部アンダルシア地方のマラガに生まれ、1895年バルセロナに移住。 彼がバルセロナで過ごしたのは、1895年から1897年、年齢にして13歳から16歳まで。 そんな初期の作品を見ることができるのが、この美術館なのだそう。

旧市街地の雰囲気のある美術館

地下鉄4号線のジャウマ・プリメーラ駅/Jaume lから徒歩5分。 中世の雰囲気が残る地区にある14世紀の建物を改装した美術館。 作品数は、3,800点あまり。

ふらっと行ったらまったく並んでいなかったので、運良くすんなり入ることができました。 (ハイシーズンはとっても混むそうなので、日時指定のチケットをネットで購入したほうがいいみたいですね) 入館料2人で、22ユーロ(2015年)。コインロッカーに荷物を入れて、階段を上がって2階の展示室へ。

展示室内は写真撮影が禁止だったので、写真はなし。中庭とか、せめて外側とか撮れば良かったのに..まったく撮ってないので写真が1枚だけ...

(私は)初めてのピカソ美術館

今まで、ピカソってチャーミングだけど絵はそんなにな...と思っていました。 なぜか夫(けん)が行きたいと言うので行ってみたのですが、私はとてもピカソを勘違いしていたことに気がつきました。

彼はいろんな技法を試して、ものすごい数の作品をつくった人なんですね。 そして、めっちゃくちゃに絵がうまい!!! 子供の時に描いた絵がもうすでに、天才レベル!!

ここの美術館は順番にわかりやすく展示されていました。 子供時代から、どこか海の近くで描いていた時。とか。その時には鳩をたくさん描いていたんですねー。 そういえば、ピカソって鳩描く! みたいに頭の中で繋がっていきました。 この時代があったから、あの作品があるんだなーってのが、わかりやすく展示されています。

あのピカソと言えば!! な抽象的な描き方も、最初にこの絵があって、その次にこうなって、こうもやってみた。 みたいな流れがわかりやすく、何枚もの絵が並べられていて変化を観ることができます。 試行錯誤していた様が見て取れて、とても面白かった。

そこまで広くないので、1時間くらいでまわれました。

ミュージアムショップのグッズは豊富

ここのミュージアムショップは、パリのに比べると種類が豊富だし広いです。 たくさんグッズも本もありました。ピカソになれる、ボーダーシャツも売っていましたよ。あれ、買う人いるのかな? 私たちは、ビニール製のランチョンマット(↑あの写真の)を購入。とても気に入って使っています。

ピカソを知ることのできる美術館

私みたいなよくピカソのことを知らない人でも「ほぉそーだったんだ」となんとなくピカソを知ることができたので、 行って良かったです。絵を描く人はどう感じるんだろう?あの地道な工程とか、 同じ人が描いたんですか?と思ってしまうようなまったく違う作風とか。きっと私とはまったく違うことを思うんでしょうね。 機会があったら話を聞いてみたいな。

私にとっての初めてのピカソとなりました。

Information

ピカソ美術館 / Museo Picasso

ADDRESS


Carrer de Montcada, 15, 08003 Barcelona, スペイン

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